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公益社団法人神奈川県柔道整復師会

活動報告

活動報告

栃木県日光市にて「日光市 市民公開講座」並びに「腰痛予防講習会」を開催しました。

2016.10.22

腰痛予防

昨今の超高齢化社会が大きな社会問題となっておりますが、この超高齢化社会を支える介護事業従事者数は年々減少傾向にあり、介護事業における労働者不足もまた、大きな社会問題となっております。離職要因には多種多様な原因がありますが、その原因の一つとして『腰痛症』が挙げられます。この『腰痛症』対策の一環として、社会福祉法人三光会 様より、「正しい腰痛予防」について、本会に講師派遣依頼があり、10月22日(土)・23日(日)の2日間で栃木県日光市内に於いて、腰痛予防講習会を開催する事に至り、総勢100名以上の方々に参加をして頂きました。

阿久根氏22日(土)は、桜美林大学 健康福祉学群 健康科学専修特任教授 阿久根 英昭 先生にご協力を賜り、社会福祉法人三光会主催による日光市の後援事業として市民公開講座を開催し、本会も公益事業の一環として共催参加を致しました。

阿久根先生は、足部研究の第一人者であり、今回の公開講座に於いても「“介護予防・腰痛予防に役立つ”健康は足の裏から」と題して、足部が健康に及ぼす悪影響とその対処方法について大変貴重なご講演を頂きました。

最後には、「柔道整復師の目線から腰痛を予防するエクササイズ」として、本会会員による「腹横筋」をトレーニングする「ドロー・イン」を実演して、参加者全員によるエクササイズを行いました。

先日の阿久根先生による「腰痛予防講習会」に引き続き、10月23日(日)は社会福祉法人三光会特別養護老人ホーム誠心園にて、介護職に従事する職員の方々を対象にした「柔道整復師の目線から腰痛を予防するエクササイズ」について、柔道整復師の原理である「くずし」を運動学的に評価して、必要となる肩甲帯の柔軟性と体幹の強化を主体に座学と実技の講習会を行いました。

はじめに、「腰痛」の原因からリスクマネージメントの座学講習を行った後に、肩甲帯の可動域セルフチェックを受講者の方々に体感して頂き、可動域を広げる運動体操を実演し、最後には、先日の公開講座で披露した「腹横筋」をトレーニングする「ドロー・イン」を実演して、参加者全員によるエクササイズを行いました。

今回の活動は、柔道整復師の更なる社会貢献と活動分野の拡大に、今後繋がる事業として拡充を図りたく、活動を続けていきたいと思います。栃木県日光市は、神奈川県より気温は低く風は冷たい土地でしたが、「おもてなしの心」を大切にする日光市の方々は、とても心温かい人達が多い街でした。

最後に、開催に際してご尽力を賜りました阿久根英昭先生をはじめ、社会福祉法人三光会の皆様に心からお礼申し上げます。

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健康は足の裏から

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