活動報告
活動報告
「横浜マラソン2016」活動報告
2016.03.13
3月13日(日)曇り・気温9℃の中、国際都市・横浜を舞台にした第2回横浜マラソンが開催されました。
みなとみらい大橋をスタートし、横浜市中央卸売市場南部市場(金沢)で折り返し、パシフィコ横浜にゴールするフルマラソン、10㎞、車いす(10㎞、2㎞)の4部門に計2万5千人が参加しました。今年の完走率は94.6%で沿道応援者は65万人でした。
コンディショニングケアサービスは2回目の参画となり、各支部から希望者を募り総勢28名で活動しました。
主な内容はリタイア及びゴール後のランナーのケアでアイシング・ストレッチング・テーピングを中心とした施術を行いました。
10時頃から主にリタイアした方が利用し始め、その症状のほとんどが軽度の下肢の痛みによるものでした。しかし、時間が経過するとともに利用者が増え始め、部位に変化はなかったのですが症状が中等度から強度となり重症度が増していきました。
フルマラソン参加者の下肢へのダメージは相当なもので、歩行や立ち座りの動作がままならない方も多く見受けられました。16時の終了時刻まで絶え間なく施術する状況で、昨年の70名を大幅に上回る277名のランナーが本会ブースを訪れ身体のコンディショニングをされ帰路に就かれました。
県 内 | 151名 | 男 性 | 179名 |
県 外 | 116名 | 女 性 | 83名 |
年齢別 | 処置した部位 | ||
20代 | 46名 | 1.左右下腿三頭筋 | |
30代 | 81名 | 2.左右膝関節 | |
40代 | 98名 | 3.左右大腿四頭筋 | |
50代 | 38名 | 4.左右大腿二頭筋 | |
60代 | 6名 | ||
70代 | 2名 |
今回負傷したランナーが鍼灸師会や救護所から本会ブースに搬送され、柔道整復師が応急処置をする場面もあり、他団体との連携がとれるようになってきていると感じました。 今後、医師会や他団体との連携を深め、将来的には我々柔道整復師の応急施術の能力が発揮できる救護所での活動ができるようになればと考えています。
その為には過去2回の活動の反省点を改善し、より良い活動を地道に継続していくことが大切だと痛感しました。
最後に今回のケアサービスに参加した会員の皆様、活動終了時刻までまとまった休憩もとれずに一生懸命、施術していただき、ありがとうございました。